世の中の「ありなし」の「あり」の幅を広げたい。
私やあなたが抱える様々な生きづらさが、
アートの一つだとするならば。
アートには「こうあるべき」という姿はありません。
たとえ理解できなくても、とらえ方や解釈次第で
世の中はもっと「あり」の幅が広がるはず。
共感してもしなくても良い。
足並みを揃えても揃えなくても良い。
私もあなたも、ある意味、ありっちゃあり。
そう思うのです。
余白を大切に。
効率や体裁ばかりを気にしてしまいがちな生活の中に、
あえて無駄な時間をつくりたい。
時間を有効に使うための便利グッズや裏ワザ。
それらに助けられながらも、
窮屈さを感じている自分がいます。
「テレビを見ている時間や寝ている時間も、
何とか有効に使いましょう」
「早く早く、時間がもったいない」
そう急かされているようで、窮屈だなぁと思うのです。
忙しく過ごしていないことに、
罪悪感を抱くことすらあります。
意味のあることしかしてはいけないのだろうか。
無駄な時間は悪なのだろうか。
遊び心はどこにいったのだろうか。そう思うのです。
いつだって、ほどよい緊張感と、
リラックスした無駄な時間、そしてちょっとした遊び心
から新しいことは生まれると思っています。
「ありなし」の「あり」の幅が広がり、
鼻歌を歌って過ごせるような明日を願って、
まずは今日、わたしたちから。